荻野です。
石巻市の方々との交流会に参加させて頂ける事になり、一昨日仙台に向けて東京を出発しました。
20時半頃に仙台に到着してから名物の牛タンを完食し、いざストリートへ!っとその前に…寒かったので急遽パーカーを買ってから出陣(笑)
徘徊していたら良さそうなアーケードを見つけました。
“クリスロード”と呼ばれる場所。
そこには一組だけストリートミュージシャンが唄っていたので、少し離れてシャッターを閉めた新星堂の前を確保。
早速ギターを準備して唄い出そうとしたら、何やら賑やかな人達が(笑)
よーし、んじゃ唄っちゃいますか!!って感じで、みんなで有名な曲を唄いました(笑)
お陰様で初仙台でのストリートが出だし好調♪
みんな熱い人達で、僕らも翌日の為に残した余力を使い果たすところでしたよ〜(笑)
差し入れも買って来ていただいたりと、皆さん本当にありがとうございました!
実はあの後、駅の方へ向かい、翌日唄う曲を少し練習していたのです(笑)
ホテルへ戻ったのは2時頃(苦笑)
そして翌朝6時、今回お声を頂いた東京から来ているボランティアの方々と合流。
いざ石巻へ!!
途中、所々には三年前の震災の爪跡が今も残っていました。
現地に到着。
すると既にテントの用意をして下さっていました。
早速、料理人の方々が調理をし、他の人達は手作りシェイカーを作ったり、僕らやブラスバンドの方々は音楽の準備をしたりと速やかに其々の役割に取り掛かりました。
料理が出来上がり現地の方々も集まってきて、ブラスバンドが始まりました。
そして僕らの番が。
三年前、あの震災直後に作った大切な曲、『希望の光』。
届けたかった場所でこの曲を唄うこと。
その意味、過程。
どれだけのことが頭の中を走り、瞳の奥に浮かんだか分かりません。
ただ、込み上げる想いで涙が止まりませんでした。
今までこの曲を唄ってきた場所とは全く違ったんです。
現地の方々は涙で声を詰まらせる僕らに“ガンバレ!”って言ってくれて、涙ながらに聴いてくれていました。
気付くとみんなで作ったシェイカーを現地の方々が片手に一生懸命振ってくれていました。
本当に嬉しかった。
言葉にしきれないほど本当に嬉しかった。
『希望の光』の歌詞に込めた想い。
それがそのままだった。
絶対に人は一人では生きていけない。
だから助け合う。
だから人を愛するんだ。
それが力になり、何倍も何十倍も強い絆に変わる。
二日間の滞在したがすごく早かった。
しかし得たものは大きかったです。
僕らはまた行きます。
待ってくれている人達がいるから。
故郷のような、家族のような人達が待ってくれているから。
また必ず行きますから待っていて下さいね!
現地の方々、ボランティアの方々、本当にありがとうございました。
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